北陸労金が多重債務の予防、救済を目的にした対策本部

ネット支店を開設へ　北陸労金　多重債務で対策本部も

北陸労働金庫は、インターネット上に仮想店舗「インターネット北陸支店」を今年度中に開設する方向で検討に入った。実際の店舗に足を運ばなくても、ネットを通じて定期預金の契約やローンの返済などができる。二十六日の総会で決定した今年度の事業計画に盛り込まれた。

現在のインターネットバンキングでは、普通預金の振替、他機関への振込、残高照会ができる。仮想店舗が実現すると、預金契約や融資返済のほか、積立定期から普通預金への振替もネットで可能になる。
人件費、店舗運営費などのコストが浮く分、手数料など各種サービスの優遇につなげる。

　また、多重債務の予防、救済を目的にした対策本部を新設する。弁護士などと連携して相談体制を整え、債務を一本にまとめる無担保の借り換え用ローンを用意する。
住宅ローンは、今年三月に発売した二十年固定金利のローンの利用状況をみて、新たな長期固定金利の商品を開発する。
（北國新聞　より）

自分ひとりで借金を抱え込んでしまうと、
多重債務に陥っても借金返済に向かうどころか、
ますます借金が増えることも多いので、
専門家や家族など周りの人に相談することが必要である。
信用問題になるので、キャッシングやローンは便利であるが
収支のバランスを考えて利用すべきだろう。

複数の金融会社からキャッシングする多重債務では、
借金の総額や毎月の返済額が分からなくなる。
新たにキャッシングをする前に、
自分の返済能力を超えていないかをチェックが必要である。
現状の把握 と見直しが、多重債務の解決法につながるだろう。

複数の金融会社でキャッシングやローンなどを利用している多重債務者は、
金利が低い１つの金融会社にローンをまとめてしまうのも一つの解決策である。
ローンをま とめて一本化すれば、
返済額が分かりやすくなり、返済計画を立てやすくなる。
またローンを一本化してまとめることで、各金融会社への毎月の支払いの手間が省け、
支払額も金利を減らせるというメリットもある。

急な出費や資金繰りにはキャッシングも重要なときもあるので、
必要最低限のキャッシングの利用にとどめておくべきだろう。