知人のカードで勝手にキャッシング

知人にカード作らせ勝手にキャッシング

大阪府和泉市の主婦（３７）が、キャッシングができる大手コンビニ「ファミリーマート」のポイントカードを知人の主婦ら約５０人からだまし取り、計約２０００万円を引き出していたことが１４日、和泉署の調べで分かった。主婦は自己破産し、事情聴取に「生活費が欲しかった。ヤミ金融業者に手口を教わった」と話しており、同署は窃盗容疑で立件する方針。ヤミ金業者の関与についても調べを進める。

調べでは、主婦は知人の主婦や親類らに「夫の取引先の関係で、ポイントカードを作らせてほしい」と頼んで生年月日を聞き出し、インターネットで申し込んで作ったカードのクレジット機能を使い、１枚につき約１０万～５０万円を引き出した。カードが知人らの自宅に届くと「それは仮のカード。正規のものと交換する」とうそをついて入手。知人らには「カードにはクレジット機能はないから大丈夫」と偽っていた。 
（スポーツニッポン新聞　より）

契約をする場合には他人に任せず自分できちんと管理すべきだろう。
会員カードにクレジット機能がついているなど便利ではあるが
無計画に利用すると気づかないうちに多額の借金を抱えることにもなりかねない。
キャッシングやローンなどはいくら利用しているのか管理も必要だろう。

最近では多額の借金、借りすぎ、多重債務による自己破産の問題は、
大きな社会問題になっていて多重債務者の救済や防止の為に法改正なども行われている。
もちろん事業の失敗や不慮の事故、病気などで借金をしてしまう人もいるだろう。
しかし遊興費（パチンコやギャンブル、交遊費など）でキャッシ ングを利用し、
多額の借金（借りすぎ）で多重債務から自己破産へと転落する人がまだまだ多い。

キャッシングが手軽に行える状況も一つの原因だろう。
銀行で融資を受ける場合と違い、キャッシング会社での「借金」は極めて手軽であった。
キャッシングとは、つまり借金であり、返済しなければならない。
手軽にキャッシングできるので、お金を借りすぎてしまい、気 がつけば返済できなくなる。
こうなると借金を返済するために借金をするハメになり、
利用するキャッシング会社が２社、３社と増えていき、これが多重 債務の第一歩となる。

簡単に安心してキャッシングできるということは、
大変便利で人生を豊かにしてくれるケースもある。
だから多重債務に陥る理由には、キャッシング利用者の意識もあるだろう。
金融会社からキャッシングする前に、
借金は簡単でも、借金の返済は大変であるという認識も必要である。

キャッシングに関して役立つサイト
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